2016/08/01

真の父母様への特別書信 (3)

2.統一運動再整備(リポジショニング)の必要性

お父様がなそうとされた神様のみ旨と使命は、本来イエス様以降、再び来られる再臨主のために準備された、キリスト教基盤の上で出発するべきでした。キリスト教は、真の愛をもとにした精神的、宗教的価値体系と、イエス様に対する信仰によって救われるという神学を元に出発しましたが、国家と世界の次元を超えて、宗教だけでなく、政治、経済、言論、学術、社会文化等、すべての分野に拡大し、近代世界の礎石になりました。これがお父様が立たれるべきであった、1945年キリスト教の世界的基盤でした。第二次世界大戦直後、アメリカは、キリスト教圈を代表した世界唯一のスーパーパーワーとなり、UN創設を主導しました。この時は、まだ無神論的共産主義は世界舞台に現れておらず、冷戦も始まっていませんでした。しかし、キリスト教がお父様を受け入れられなくなることによって、お父様は荒野路程を行かれるしかなくなり、摂理を進めるために、統一教会という別の基盤を作る以外なかったのです。

お父様が、摂理の中心人物として神様の本然の夢を果たすためには、摂理運動の霊的根と土台が先ず必要でした。従って、お父様が統一教会を立てられたのは、キリスト教基盤が受け入れないことによる不可避的な結果でした。しかし、今は後天次代を迎え、私たちは宗教の時代を越え、政治、学術、メディアなど各界各層に働きかけ、神様の国とアベルUNの基盤を立てる時代になったのです。お父様、今日、私たちは、1945年にキリスト教基盤が準備されていた時と似た歴史的分岐点に立っています。
お父様は、決して単なる「宗教指導者」として来られた方ではありませんでした。イエス様が、キリスト教の創始者ではなく、神様の夢を成就するための神様の息子として来られたように、お父様も同じ立ち場で来られたのです。もしその時、イエス様が使命を完遂されたなら、「天地の王」になられたでしょうし、神様の理想天国を実現し人類歴史を正しく導かれたでしょう。私は、お父様が天一国時代とアベルUNを宣布された本当の意味には、まさにこのような摂理的背景があったと思います。

しかし、統一運動は、これまでご父母様をきちんと代弁することができず、その結果、内外に間違ったイメージを作ってきました。未だにご父母様を、一つの宗教の創始者として認識し、ご父母様が展開されるすべての運動を、統一教会の拡大という狭いものさしで見つめるようにしました。さらに重要なことは、お父様は、被造世界に対する観察と共に、神様との直接的な交流と啓示を通して、原理を探し出されたにも拘わらず、内部ばかりカイン世界においても、その教えを、統一教会の教理と神学に留めてしまいました。
私は過去10年間、このような問題を正すように努力してきました。しかし、その指導者たちは「統一教会」という枠組みから抜け出すことができなかったり、抜け出ることを願いませんでした。彼らはお父様のレガシーが、彼らの主張と観点をはるかに越えたものであることを理解できず、正しい摂理歴史観に対しても理解が不足していました。このような状況の中で、神様は私をいつも指導され慰労してくださいました。そして、神様の祝福の結実である真の家庭と二世圈が、正しくご父母様のレガシーを相続するためには、私がこの道の開拓者にならなければならないということを悟らせてくださいました。

私の性格上、私が感じてきたこのような悩みと考えを、お父様にきちんとご報告できなかったことはよく解っています。しかし、私は神様が摂理を運行される方ですから、時間の経過と共に、いつかは必ず真実が現れるようにしてくださるということをいつも信じてきました。<つづく>


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