2016/08/15

「女の全権時代」から「父子協助時代」まで

「女の全権時代」から「父子協助時代」まで

文先生は四大心情圏と三大王権が出てくる「家庭盟誓の第三番は、堕落しなかった本然の世界を述べています」と語られています。ですから、四大心情圏と三大王権は、人類始祖がなさなければならなかったものであり、それは創造の原理の中にあるものである、と解釈されます。

四大心情圏と三大王権には、神様、父、長男という権威を持った縦的軸が含まれているし、男性と女性がそれぞれに、息子娘として、兄弟姉妹として、夫婦として、父母として、神様の期待する内容を成就するという内容も含まれています。

しかし、失われた四大心情圏と三大王権が取り戻されるまでには、復帰の道があります。

文先生が残されたお話の中で、「四大心情圏と三大王権」という題を持ったお話としてあるものは、1992年の8月27日のものと、1993年12月21日のものが見つかるのですが、1993年12月21日のものは、日本人女性の訪韓修練会の時の「訪韓修練会御言集」の中にあり、少し簡略化されていると思われます。文先生が、女性の時代と言われていた2000年までの7年間のお話です。

そうしたお話の中で、文先生は、本来、四大心情圏と三大王権は1945年からの期間でなされていた、とお話しされて、以下のように語られています。

「第二次世界大戦後に統一されていたはずですから、その時、共産主義があるはずがありません。では、この世界的統一圏がどこに行かなければならないか。これは、キリスト教の完成です。エバを中心としてアベル・カインを分けることなく、完全に抱くことのできる位置に入って来たということです。エデンの園で失ったものを、ここから母を中心として全てのものが一つにならなければならないのです。そして新郎と新婦が一つになって、愛して真の父母の位置に行くのです。

その時に先生を中心としてイギリスとフランスとアメリカが一つになれば、日本とドイツは尻にくっ付いて来るのです。その時、先生に侍ったとすれば、今このようなことはしていません。40年前に皆成したはずだったのです。40年前に真の父母の宣布と共に、先ほど語った四大心情圏と三大王権が直接、樹立されたのです。統一された世界から下って行くのです。その国は自分のものではありません。主の国です。ですから願い通りに行って天の皇族の基準である、堕落せず、完成して繁殖したのと同じ世界版図を接木しておくのです。

このようになったとすれば、全てのことが40年前に終わったはずです。文総裁が再臨主を宣布する必要がありません。再臨主を宣布する前に皆、成したのです。直ちに家庭を編成して、1945年から7年あれば、世界を完全に組織編成して、40歳未満で天下を握り、振り回すことができたのです。そうなれば、韓国は主の国になっていたはずです。それを失ってしまいました。6,000年かかってこれを成したのですが、イギリス、アメリカ、フランスが先生に侍ったとすれば、この全てのことが終わったはずでした。

ところが先生に反対しました。反対することによって、6,000年かかって成した全部を皆失ってしまいました。サタンが皆持って行きました。旧約時代、新約時代全部が成約時代のために作られており、成約時代の基盤がキリスト教でなければならないのに、そのキリスト教が統一教会に反対したのです。(中略)

反対したので失ってしまったのです。それで、先生の故になされた6,000年の基盤全てがサタンに戻って行きました。ですから、先生が何をしなければならなかったかというと、仕方なしに、失ったエバ圏を再び作らなければなりませんでした。

新婦教会であるキリスト教ができなかったので、私が新婦教会の代わりに統一教会を作り、ここで全てのことを準備して、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界まで超えて行って、反対するサタン勢力圏を一掃して、家庭を祝福してあげるのです。家庭救援です。」

少し長く引用しましたが、この後、氏族メシアと家庭連合の話になっています。

こうしたお話がある前の時代から振り返ってみるならば、ダンベリーの頃、共産主義の終焉を宣言された後、実際に共産主義が崩壊する時代を迎え、1990年4月にゴルバチョフ大統領と会談、12月に真の父母宣布大会、1991年に世界平和宗教連合と世界平和連合を創設した後、12月に金日成主席と会談、1992年は文夫人の講演とともに、済州島における修練会が始まり、1993年1月1日に成約元年を宣布され、日本女性の16万人教育勝利が祝賀されたのが1994年の11月でした。

四大心情圏と三大王権という創造本然の内容が出てくる背景には、世界的復帰の基盤と成約時代の出発がありました。

本来、イエス様が家庭を持てれば、四大心情圏と三大王権をなせるはずだったのでした。しかし、十字架で殺されたが故に、キリスト教が 中心となり、新約は世界的基台摂理時代と原理講論にあるように、キリスト教の世界的基台を準備して成約時代を迎えようとしていました。

1945年からの摂理が、新婦の宗教であるキリスト教の基盤の上に成功していれば、 その時に四大心情圏と三大王権がなされていた、と文先生は語られています。キリスト教を代表する第一の夫人と準備されたキリスト教の摂理の話です。

しかし、それが失われたので、もう一度、その時を迎えるには、世界的基盤と長子権がなければならず、1992年までの勝利を文夫人が講演と巡回をしながら相続する条件を立てた後、1993年の1月1日の成約時代の出発の宣言になった、と考えられます。

それは、成約時代が出発したという意味であり、ようやく文先生夫妻がアダムとエバのような立場でともに成約時代を歩むことができる時を迎えた、という意味であったと解釈されるのです。でも、それは、まだ成約時代の責任分担が残された地点だった、と解釈されます。

そして、「女の全権時代」と呼ばれた2000年までの時代に入り、文先生は1993年の「真の自分を探しましょう」という女性の訪韓修練会の時のお話で以下のように語られています。

「女の時代は7年間です。女の全権時代は2000年までです。先生は、今から70年代、80年代までの7年間が残っているのです。1945年から1952年までの7年間で全てをまとめようとしたことが、今残って延長されているので、それを再び蕩減復帰して、完全な地上天上天国の成立が可能な時代に入りました。それで氏族メシアを送って、家族メシアを編成するというのは、地上天国編成が始まっているからです。」

新婦宗教であるキリスト教と第一の夫人との摂理の時が過ぎて40年の蕩減の後、女性の時代が来て、女性が先頭に立つ時代が来ていたということになります。

では、女性の時代の7年の後には、何がなされなければならなかったのでしょうか?成約時代を勝利して歩み切ったら、独生女論の時代が来るはずだったでしょうか?

ここまで混乱したのが、女性国家の責任分担と関わっているのかいないのか、それは私にはわかりません。1998年1月1日に日本は母の国になり、その後1998年2月に再度、文先生は成約時代を宣布しています。

その中で、以下のように語られています。

「今日、誕生日に本部で成約時代を宣布しました。時代が変わるのです。180度、反対になったのです。旧約時代は、結婚を完成できませんでした。新約時代は約束したことを失敗しました。

今、成約時代においては、結婚理想を完結するのです。三億六千万双はアダム家庭がひっくりかえったのを解放する最後の祝福です。

文総裁が、本然の愛と本然の生命と本然の血統を中心として、直系の子女を自分が父母として祝福することのできる時代がきます。」


神様の創造本然の世界は、四大心情圏と三大王権、つまり、四位基台の完成された世界ですから、子女が立つことなくして、特に、長男が立つことなくして完結したことにはなりません。

この宣布の前年の1997年の8月9日、文先生は7.8節(天地父母天地安息圏)宣布をされて、自分の子女を愛することができる時代を迎えていました。その7.8節の後すぐに第四次アダム圏の話を始められました。

この後に1998年7月に文顕進会長が、家庭連合の副会長に就任しました。1999年1月に復帰摂理完了を宣布し、2000年11月には 、父子協助時代を宣言されました。1993年に「女の全権時代」と言われた7年の期間が終わる頃の話です。

その父子協助時代の中で文先生は以下のように語られています。

「第一次、第二次大戦を終えて第三次時代へと超えながら、すべて埋め尽くし、ついに整備されたカイン、アベル圏、聖霊を中心として霊的な基準を連結させて、実体的基準を中心とした再臨主と一つになって、母子協助時代から父子協助時代に転換するのです。そのためには、母親がいなければならないのです。それゆえ、蕩減時代の母ではなくて、直接的時代の父が母を通じて生んだ息子が相続することができる時代が来るのです。

生命の種は男性にあるのであって、女性にはありません。愛する夫の赤ん坊を、女性がおっぱいを飲ませて育て、赤ん坊を愛する限り、夫を無視することはできないということを知らなければなりません。これは母であれば誰もが同じなのです。これが総結論です。

母子協助時代と父子協助時代は違うということです。父子協助時代に生命の種を抱いて育てようとする女性たちは、夫に対して絶対服従しなければなりません。女性たちが今まで本然の夫を求めてくるのに、数千年、数万年の間犠牲になってきたという、その受難の歴史を超えて本然の夫を迎えることができる立場に立てば、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を果たさなければならないのです。

では、誰がそれをしなければならないのですか?アダムとエバを中心として、神様がまずされましたが、その次に蕩減時代には女性がまずしなければなりません。そうでなくてはないでしょうか?すべてを破壊した女性が夫に対して絶対信仰、絶対愛、絶対服従しなければならないのです。(中略)

今の時代は母子協助時代から父子協助時代に転換された時であるということを、はっきり知らなければなりません。真の父母がすべて蕩減しました。キリスト教が責任を全うできない、女性たちの責任までも、お父様がすべて蕩減し、母子協助の時代を踏み越えて、父子協助の伝統をみ言と共に立てなければならないのです。(中略)

今は蕩減はありません。平面的な生涯に、息子娘を育て、すっきりと父子協助時代へと超えていけばいいのです。蕩減はありません。したがって、歴史時代に解放圏を願った神様の解放と真の父母の解放圏をもって、自由天地、地上・天上天国に入籍できる時が来たのです。ですから、清平では、今『三時代大転換四位基台入籍統一祝福式』がなされているのです。その一言の中に全てが入っています。」


この内容は、明らかに、母である文夫人と、長男とし立てられた文顕進会長を念頭に語られています。本然の四位基台がなされるには、母が母としての役目を果たし、子女をまとめて長男を援助することに成功し、父が長男と一体となって、神様、父、長男という縦的軸が立てられなければなりません。これが拡大した基盤にこそ、基元節を捧げることができる内容があった、と考えられます。

直系の子女、その中でも長男を立てることができずに、「真の父母」になることができるでしょうか?「真の家庭」の定着があるでしょうか?成約時代は、次にどのような時代につながらなければならなかったのでしょうか?天一国の時代とは、独生女論の時代でしょうか?第二王論の時代でしょうか?教会規則が憲法になり教会のリーダーが仕切る時代でしょうか?そのどれとも違うのでしょうか?

中心となる「真の家庭」の長男を否定して、入籍というものがあるでしょうか?長男を否定して祝福を守る道があるでしょうか? 長男を否定して、四大心情圏と三大王権が完成し、真の父母と真の家庭が定着する道があるでしょうか?長男を否定して、母の国の使命というものも、果たす道があるでしょうか?

こうして考えると、すべてを失う可能性がある、ということにならないでしょうか?それは、「地獄の牢獄」への道、ということにならないでしょうか?脅しではなくて、冷静に見れば、そういうことにならないでしょうか?

本然の世界である四大心情圏と三大王権の内容について考えてみれば、現状がどれほど大変かわかります。

最後に、1993年12月21日の「四大心情圏と三大王権」という文先生のお話にある三大王権のお話を載せます。母の使命、母の国の使命を考えるにおいて大切な内容です。

「縦なるものは、男にも女にも皆同じです。それで『父なる神様』というのです。アダムとは何か?それも父です。人類の父にならなければなりません。一人(神様)は縦的な父であり、一人は横的な父になるのです。ですから、縦的なすべてのものを横的に蕩減しなければなりません。そこで、父、母になった後には、お祖父さん・お祖母さんの位置に上がって行かなければなりません。

祖父母は歴史の代表者であり、過去の代表者です。父・母は現代の代表者です。お祖父さんは昔を言うのであり、父・母は現在をいうのです。ですから、自分の父・母は、全世界の家庭の代表的な王です。アダム家庭を完成した基準において王の位置の家庭です。王たる父、女王たる母の位置です。そして、私は、王の息子・娘ですから、王子・王女です。神様はお祖父さんの位置です。神様は孫を見ることができませんでした。アダム・エバは世の中の国を代表した王であり、アダム・エバの息子・娘は未来の世界を代表した王です。そのようにして三大王権が一つの家庭においてなされるのです。祖父母、父母、息子、娘です。

神様の恨みは何かというと、孫を見ることができなかったことです。(中略)アダムとエバが堕落しなければ王になったのですね。天上の王が神様であれば、アダム・エバは地上の王になって、生きて息子・娘を生むようになれば、すべてを譲りわたして入っていく所が、父が住む本郷の地、天国です。」


<パシセラのブログ>より

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