2016/08/17

1998年副会長就任(2)

1998年副会長就任(2)

1998年7月、文顕進会長が家庭連合副会長に就任した時に、その就任が第四次アダム圏出発と結びつけたお話を文先生がされていた、という観点から文先生のお話を読んでみると、つながりというのを感じます。

私が繰り返し紹介している修練会では、本来の神様の目的とモデル理想家庭、1945年からの本来の摂理、というお話が出てくると思います。私は、その内容を考えながら、今も学び続けています。

私は普通、「こうだろう」とは思っても、文顕進会長が語るまで、自分ではあまり語らないようにしているところがあるのですが、今回は、ちょっと書く範囲を拡大します。

文先生はイエス様のことを第二アダムであり、神様の長子であると語られていますが、アダムは本来、神様の長子であり、責任分担を果たせば、神様を中心とした四位基台をなして家庭を築いたはずであり、その家庭では四大心情圏と三大王権がなされるはずでした。そうなれば、長子権、父母権、王権が定着するはずだったのであり、それが創造の原理でした。その原理を見るとき、権威の位置は、神様、父、長男にあります。(父母の中で、男性が権威の役割を持っているので、父母の中で権威の位置というのをより厳密に見るなら、父です。)

ところが堕落により、神様は長子権復帰の摂理からはじめて、その蕩減条件が立ったのちに、神様の長子である第二アダムが生まれました。しかし、第二アダムが殺されてキリスト教の摂理となり、神様の長子として第三アダムの誕生し、そして、1945年の時を迎えました。

本来の1945年からの摂理が成功していれば、旧約、新約の基盤の上で出発して、長子権、父母権、王権が定着するモデル家庭がなされるだけでなく、キリスト教の世界的基盤と連結されるはずでした。そうなれば、第一の母とその家庭の長男が本来の摂理の中で役割を果たすことになっていたはずであり、その第一の家庭の子供と、おもにキリスト教の祝福家庭の間が、アベルとカインの復帰の関係となり、三大王権は、神様、父、そして第一の家庭の長男という縦的三代の軸の中で定着することになっていた、と考えられます。

そうなれば、第一の家庭の長男が、父から長子権を相続し、その同じ長子権が子々孫々に伝えられるようになるということが起きていたはずです。その長子権とは、家庭的次元の長子権のみならず、世界的な次元での長子権であったはずです。

ところが、この1945年からの摂理が失敗してしまったことを私たちは知っています。母子協助がある復帰摂理により神様の長子が生まれ、その人が国家的、世界的基盤の上に立つための旧約も新約も失われた中で、神様の家庭を再度出発し、天宙的復帰の道を開くというのは、想像を超えた復帰の道があったであろうことは、容易に推察されます。その復帰の道というのは、私のようなものが語ることができないものです。

しかし、その道を切り開かれて、1990年代の後半あたりから、文先生は、摂理的大転換の時を迎え、本来1945年から出発するはずだった神様の摂理を、再度成し遂げる時を迎えていた、と思われます。世界的にも共産主義は崩壊し、世界的な長子権が現れることができるような時を迎えていました。

その中で、四大心情圏と三大王権を御自分の家庭の中で立てるというのは、文先生のとって、絶対にやり遂げなければならないことだった、と考えられます。三大王権は、長男が立たなければ成し遂げられません。その時が来れば、母子協助の復帰摂理の時代ではなく、神様、父、長男の軸が立つ、父子協助の時代です。

そういう背景を考えてみると、どうして文先生が、1998年の文顕進会長の就任式を数ヶ月もかけて準備し、内外のリーダーを呼び集め、満面の笑みで語られたのかが、多少なりともわかります。(私は、その場にいながらも深く理解していなかったので、恥ずかしい限りです。)

以下は、2000年4月の「第二次40年路程出発及び第4次アダム圏定着時代宣布」のお話の中からです。

「先生が上下関係、左右関係、前後関係、それから息子としてみると、カインとアベルを中心として、息子の中の息子たる長子権の責任、左右の父母のうちで真の父母、王権を中心として上下関係のこの全てを、個人から世界まで統一的な基盤を築いておいたので、皆さんが真の父母を中心として絶対信仰、絶対愛、絶対服従することによって、対等な立場に上がっていくのです。

完全なプラスは、完全なマイナスをつくるのです。そうした原則があるので、エデンにおいて神様が創造される時、絶対信仰によって創造されたのです。絶対信仰でつくったので、信仰の上に作った諸物は絶対愛の実体なのです。信仰の核にならなければならないのです。信仰の核になるのが愛の実体です。愛の実体、核になるといった場合の核は、何もせずに生まれるのではありません。絶対的に為に生きるところから生まれたのです。それが原則的な基準です。

それが家庭を中心として一つに定着するのです。上下関係、左右関係、前後関係に定着できるのです。完全に真の愛を中心にして核となったので、真の愛を中心として夫婦関係を定立し、子女関係を定立し、父子関係を定立し、最後に霊界にまで展開されると解放がなされるのです。

ですから、蕩減時代を消化し、神様の創造理想を中心とし、上下関係、左右関係、前後関係を中心として、定着することによって、『第四次アダム圏時代』が生まれるのです。蕩減時代です。蕩減時代。蕩減というのは蘇生、長成と上がっていくでしょう?それが縦的に蘇生、長成、完成となるので、長成級でサタン圏を終わらせ、完成圏で解放圏を超えて、本然の場に入っていくのです。

それで、『第四次アダム圏時代』は縦的な蕩減時代、旧約時代、新約時代、成約時代の基準を全て横的に展開することによって、旧約時代と新約時代、これが一つです。真の父母が来て、旧約の完成、新約の完成、成約の完成を全てなしました。縦的な基準をすべて完成することによって、絶対信仰、絶対愛、絶対服従するようになると、旧約時代、新約時代、成約時代を経ていくのです。第四次アダム圏時代が何かというと、母子協助時代ではなく、父子協助時代です。母がいなくても息子が母を訪ねてはべることができ、また父が母を訪ねてはべることができるのです。

(中略)

時代が違ってくるのです。これまでは母子協助時代でしたが、今は何時代?父子協助時代です。父母時代ではありません。父母時代は母になりません。母が一つの体です。父と母が一つになっているなら、父と息子さえ一つにすれば良いのです。母はすべて体と同じです。」


(続く)

<パシセラのブログ>より

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