2016/08/18

1998年副会長就任(3)

1998年7月が、文顕進会長の家庭連合副会長就任式で、文先生が第4次アダム圏のお話をした時でした。

その前年、1997年1月1日午前0時の文先生のお話を見ると、それまでの背景と意図を感じることができる内容があります。

長く複雑なお話なので、なるべく要約しますが、原文をお持ちのかたは、「ファミリー」で原文を参照してくだされば、と思います。私がこれから書くことは、第4次アダム圏のお話と文顕進会長の就任に関連付けた内容です。

まず最初のほうに出てくるお話は、「み旨の完成は四位基台の完成」という内容です。

「神様のみ旨ということを皆さんはいつも話しますが、み旨の完成が一体何であるのかと尋ねるなら、漠然としているのです。それは何かと言えば、四位基台の完成です。(中略)アダム家庭が家庭的種であるという時、アダム家庭には家庭的過去が入っており、家庭的現在、家庭的未来が入っているのです。このように見る時、もし神様と人間が一つになり、真の愛を中心とする家庭になったならば、その家庭は永遠にこのような公式に従って発展をするようになるのです。(中略)

神様の願いが何かと言えば、アダムとエバを子女として愛しますが、子女として愛することよりも、孫を愛さなければならない立場にあるのが神様の立場です。三代が連結されなければならないのです。神様はアダムとエバしか愛することができず、堕落によりアダムとエバの子女を愛せなかったのです。皆さんが知らなければならないのは、アダムとエバの子女は神様の孫であるということです。(中略)

縦的には、祖父母、父母、子女の三段階です。横的には、父母を中心とした夫婦を中心として、前後関係三点に、すべての縦的な三代が連結されなければ、父母、夫婦の立場がありません。兄弟の前後左右が、一つの点で決定される立場がなくなるのです。このように、三点を通らなければならない立場にあるので、神様も三代の立場にある孫を愛さなければ、あらゆる完成をもたらすことができないという論理が成立するのです。ですから、三点が垂直にならなければなりません。それが必ず四位基台でとどまるので、三点が一つになるのです。それが孫の立場です。」

これと似たお話を、文顕進会長の家庭連合副会長就任式でも文先生はされています。1年以上前の1997年1月に文先生は、こうしたお話をされながら、「孫」として立つべき人に対する内外の準備されるのを待っていた、と考えることができます。

「孫」を愛さなければ完成をもたらすことができない、というのは原理と神様の予定を語っている内容です。しかし、それが誰によって成就するのかはまだ確定していない時だったので、み旨を必ず成就することを決意されていた文先生は、御自分に肩に責任を負いながら、このようなお話をされていたのであろう、と推測されます。

次にアダム家庭とその拡大に関するお話です。

「アダムはエバの永遠な主体であり、エバはアダムの永遠な相対です。(中略)アダムが家庭を持って父母の立場になるならば、長子権完成、父母権完成をすると同時に、王圏(権?)出発をなすのです。アダムが完成した結婚も、愛を中心として神様と結ばれた場が、真なる父母の出発であると同時に、真なる王の出発もその家庭からなされるようになっているのです。

アダムを中心として、直系の長男の長男を中心として家庭が多くなっても、家庭、氏族、国家、全部がアダム一人の完成した愛の種の中に、完成した一族と氏族と民族と国家と世界、天地、天国全部が入っていると同時に、神様が心の中に考えた理想全てが入っているのです。

そして、神様自体が愛によって一つになることができる立場にあるので、その家庭こそ全天宙を代表する立場にあったということを、皆さんは知らなければなりません。

アダムが家庭の王を超えて、その一族、氏族の王になり、神様が氏族、民族、国家、世界、天宙の王になり、父母と王圏を中心として全体の主人になるということを、皆さんは知らなければなりません。アダムを中心として繁殖し、家庭を中心に氏族、民族、国家、世界へと拡大されても、アダムの種の中に全て入っていたのです。

家庭の父親になり、家庭の王の立場に立てば、その家庭だけで終わるのではありません。その家庭の父親と王は、国家の父親と王にならなければならないし、世界の父親となり王とならなければならないのです。

そうして、天の国の父親と王圏を占めることのできる内容を持たなければなりません。それゆえ、全ての家庭は全部、天の王宮を占領するために動いていくという結論が出てくるのです。」

お話の中の「直系の長男の長男」という表現はタイプミスではなく、文先生自身のことをおそらく示しています。神様、アダム、アダムの子という縦的軸のお話が、さらに氏族、民族、国家、世界、天宙への連結され、天の王宮に連結されているという内容が出てくることになります。

この後、文先生は、蕩減復帰の道について語り、「8段階のはしご」を上がっていく話をした後で、1996年11月1日を中心として「世界平和家庭連合定着と蕩減解消宣布式」をして、蕩減がなくなった、というお話をされ、御自分が「世界的なアダム版図圏上にいる人類の前に、人類歴史において長子権を勝利した息子です」と語り、キリスト教が新婦の宗教であるというお話をされて、文夫人に関連して以下のように語られています。

「エバ圏、新婦圏、キリスト教文化圏が滅びて行ったので、全世界の迫害を全て乗り越えて、お母様を中心として育てながら、お母様が再びキリスト教を抱いて、これを新婦の立場に立たせ、これを連結しなければならないのです。

ですから、1992年までは先生が一人です。お母様が横に立つことができませんでした。40年の峠を越えて、キリスト教文化圏が旧教と新教を統一することのできる環境的条件ができなければ、お母様が横に立つことができなかったのです。

1945年から1953年までの7年でなすべき新婦圏の理想を、迫害による患難を経て40年が過ぎ、女性解放圏を成立させたので、お母様が認められないといけないのです。1992年に入って、「世界平和女性連合」を創設して、お母様を中心とした女性解放運動を宣布して、女性時代へと移行したのです。」

このようにお話された後で、どのように文夫人が選ばれ、どのような道を歩み、巡回公演の意味や360万双の意義、国家メシアの使命へとお話を進めています。

このお話をされた翌年、文顕進会長の家庭連合副会長就任式をされ、第四次アダム圏のお話をされ、第四次アダム圏の時代が母子協助でなく、父子協助の時代だ、と語られたことになります。

文先生が第四次アダム圏について語ったのも理解が難しかったですし、顕進会長の家庭連合副会長就任式も外的、組織的出来事に見ることもできたのですが、「み旨の完成は四位基台の完成」であり、神様が孫を愛して、三代の軸が立てられないといけないというお話から見れば、全てが連結されて解釈できることになります。

(続く)

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