2016/08/20

1998年副会長就任(5)

1998年副会長就任(5)

1998年当時の「ファミリー」と「祝福」を読みなおしてみました。

1998年10月号は、1965年の「天宙に立つイエス様」という昔のお話がポンと出てきて、巻頭言では坪井副会長のお話として以下の様にあります。

「今年7月19日、真の父母様の三男であられる文顕進様が、『世界平和統一家庭連合』の世界副会長に就任されました。これは今、本格的に第四次アダム圏の出発の時代を迎えているということであり、また、今後どのようなことがあっても天の直系の御子女様を通して第四次アダムの勝利圏が引き継がれ、確実に、そして着実に御旨が推進されていくということを意味します。」

また同じ10月号で「この講話は、そこで修練生の教育を担当しておられる小山田秀生先生が『第二次ジャルディン宣言』発表の直後、最近の摂理と40日修練会の意義などについて語られたものを編集部で整理したものです」として、講話が掲載されており、そこに以下の様にあります。

「そして7月19日、真の御家庭の三男であられる文顕進様の『世界平和統一家庭連合』世界副会長就任式がニューヨークのマンハッタン・センターで行われました。(中略)

また、顕進様に対しては『世界平和統一家庭連合の世界副会長を任命するが、それは生きた祭物の立場である』と語られつつも、『顕進をこのように副会長として立てることができたことをうれしく思う。これは喜ばしいことである』と、初めて親としての立場からみ言を語られて、心の底からの喜びを表現されました。

そして『神様が一代、アダムが二代、そして三代と、全部が堕落の限界線を超えて、第四次アダム圏蕩減解放時代、地上天国時代へと超えて行くことができる境界線へ入ってきた』と語られたのです。

ここで、お父様が就任式の場で語られた『第四次アダム圏時代』について説明したく思います。ご存知のように、真の御父母様は第三アダムです。第四アダムとは、真の御子女様のことです。そして私たちは皆、弟圏に入ります。

真の御子女様と一体となった皇族圏にある私たちも全部合わせて、第四次アダム圏に入ります。後継者である顕進様とともに、その勝利圏を全て、使命を果たした祝福家庭に分けてあげようというのが『第四次アダム圏時代』の出発です。(中略)

顕進様が世界平和統一家庭連合世界副会長に就任された勝利圏を、直ちに分け与えるために企画されたのが、ジャルディンでの40日特別修練会です。」

なぜ、1998年10月号に、1965年の文先生のお話をメインのお話として載せて、1998年の副会長就任式の時のお話を載せず、雑誌の後半の講話の中でお話が引用されるようになっていたのか不思議なところです。本当は、その文先生のお話をそのまま載せて、教会員がその意味を理解しようとするのが望ましかったのではないか、と思います。

こうした過去の統一教会の雑誌を見ながら思うのは、文顕進会長が、1998年に家庭連合の副会長に就任したことの意味が、何となくしか理解されなかったであろうということです。私もそうだった、ということです。

「第四次アダム」とは、文顕進会長という個人を指すのかどうか、ということが教会では議論になりました。しかし、講話にあるように「第四次アダムとは真の御子女様」全体を指すとすれば、文顕進会長の就任は、その中で長子が立てられた、という意味のはずです。

第四次アダム圏というものにおいて、長子がいない第四次アダム圏というものがあるでしょうか?一番の中心は、創造原理にある四位基台が成就することであり、長子権が設定されないままの四位基台完成というのはないはずです。

つまり、この就任式は、神様、父、長男という三代の軸が設定されたということであり、四大心情圏と三大王権を実現する創造原理的な四位基台実現に向けての歴史的な出来事だった、として理解されるべきだったと思うのです。

第四次アダム圏は、母子協助ではなく、父子協助の時代なので、立てられた神様、父、長男という三代の軸を中心として、最後の摂理的峠を越えるべきだった時のはずです。私たちはその軸を守る責任がありました。

問題の中心は、「長男」を攻撃することに力を合わせてしまい、カインによるアベル殺しというアダム家庭の失敗を繰り返したリーダーたちにあります。そして、そのパンドラのハコを開ける役目を「母」がしてしまい、「末子」を「長子」に無理やり立てて、独生女論を立てようとしました。しかし、私たちも、責任を果たすより、自分が福を受けようとする方向に 走らなかったでしょうか?1998年10月号の講話を見ても、そのような方向に教会員が走ることを助長したのではないか、と思えてきます。

(続く)

<パシセラのブログ>より


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