2016/08/21

1998年副会長就任(6)

1998年副会長就任(6)

長子権というのは、創造原理の中にある内容であるからこそ、サタンが奪うことができたはずです。ですから、創造本然の世界には、長子がいなければならないことになります。

これは、創造原理に立脚した考え方です。しかし、文先生は、堕落したものを復帰するということと、本然の世界を出発するということを同時に、荷なっていました。ですから、様々な混乱がありえます。

この数日間、文顕進会長の、1998年、家庭連合副会長就任に関連して、第四次アダム圏ということに触れました。この就任式は、神様、父、長子という三代の軸が立てられたことに意義がありました。

その式で、「神様が一代、アダムが二代、そして三代と、全部が堕落の限界線を超えて、第四次アダム圏蕩減解放時代、地上天国時代へと超えて行くことができる境界線へ入ってきた」と、明らかに第4次アダム圏と結びつけて文先生は語られました。

この第四アダム圏という言葉に対して様々な混乱があります。混乱が生じたのは、「第四アダムとは誰なのか?」という観点から見たからだ、と思われます。「第四アダム圏と何で、何がされないといけないのか?」という観点で見れば、混乱は少なかったと思われるのです。

第四アダムという言葉を文先生が最初に使ったのは、前年の1997年です。

この第四アダム圏という言葉に対して、統一教会のリーダーには、第四アダムとは文先生のことであるという説明をするリーダーもいましたし、様々な説明がされたと思います。分派の中には、第4アダムとは庶子のことを意味していると言ったり、再臨のことを意味していると言っている例もあります。

また、サンクチュアリ教会関連では、1997年9月11日の第四次アダム圏宣言と呼ばれるものが、末子の文亨進サンクチュアリ教会会長の祝福の直後にされたことから、第四次アダムは文亨進サンクチュアリ教会会長を意味していると考える人もいるようです。

こうした混乱は、あれやこれやと過去の文先生のお話を用いて、これからも次々と作り出される可能性があります。霊的サタンは、10人の人を堕とすために、10の理論を駆使してもかまわないのです。私たちはこうしたものに対して、何が本来の神様の摂理であるのかを考えながら、私たちが自分で正しく判断することが必要になると思われます。真理であるのかどうかの試験は、一貫しているかである、と文顕進会長は語られます。私も不足ながら、理解する限りにおいて書いてみたいと思います。

1997年の年頭標語は、「真の父母様への誇りと愛は、360万双祝福の完遂」でした。「360万双をどのように勝利するかという問題が、勝敗の全てを左右する」と語られていた年でした。

4月8日には、世界キリスト教統一神霊協会という看板を下ろし、世界平和統一家庭連合として出発されました。家庭時代に移ったということになります。

天地父母天宙安息(7.8節)を宣布したのが8月9日で、その時から、サタンが讒訴できない勝利圏ができたので、文先生は直接に御自分の子女達の教育を始めることができるようになりました。その時から、文先生は愛したい人を愛することができる時を迎えました。

360万双と3600万双を合わせて祝祷したのが11月29日で、その前にあった祝福が、文先生の家庭で最後の二人の男子の祝福で、9月6日でした。そのお二人のカップルに対する祝祷の中で、文先生は以下のように祈られていました。

「(前略) 真の父母により成約時代を迎えることによって、神様の約束である聖なる礼式をこの地上に神様と共に真の父母の名と共に広げるために、3双を中心として36双、72双、124家庭、430家庭、777家庭、1800家庭、6000家庭、6500家庭を中心として、地上で堕落した全てのサタン世界の反対を顧みず、家庭を復帰するために、主流の勝利の覇権の基盤を、地上に築くための9段階の峠を越えました。10段階で帰一的な立場から天に再び侍り、真の父母の名で3万双を中心とした蘇生的平面的世界祝福時代と長成的平面的世界祝福時代と完成的平面的世界祝福時代を迎えたのでございます。

アダム家庭でなせなかったことを、世界型家庭圏において、一つの真の父母の名で、共に統一された家庭の名によって、全人類の家庭が、解放的真の愛を中心とした天の民族として入籍できる因縁を選ばせてくださったことに感謝申し上げます。

今日、この真の父母の家庭において、7人の息子のうち、6番目、7番目の息子が祝福を受けることによって、7人の息子全体が祝福を終える祝福式になるのでございます。

ここに先立って、1997年11月29日を中心とした360万双祝福、世界の頂上を越えていくこの祝福期間を中心として、開門的な祝福式として立てて下さったのでございます。統一家の祝福を世界的に発展させるために、真の父母の血族の息子を中心としたこの最後の二双を、この全体の男性達が祝福の統一的歩調を合わせることのできる一つの表題として、今日、この聖なる礼式をもたせてくださったことに感謝申し上げます。(後略)」


長い祈祷文なので一部だけにしましたが、全体を見れば、この2双の方達の祝福が「勝敗の全てを左右する」360万双の祝福に連結されていることがわかりますし、そして、それまでの祝福の歴史を見ても、一般に対する祝福が、文先生のお子さん達の祝福と結びついていたのを私たちは知っているはずです。

また、私たちは祝福を通じて、文先生が神様の版図を文先生が広めようとされてこられたのも知っています。その中でも1997年の祝福は年頭標語にあるように、とても大事な意味を持っていたと考えられます。

その11月の祝福の前にあったのが、天地父母天宙安息(7.8節)の宣布と、最後の2人の男の子の祝福でした。そして、その2双の祝福のすぐ後、9月11日に第4次アダム時代という言葉を使われて、次のように語られたことが郭会長の講話として、「祝福家庭」に出ています。

「一昨日の午後、アメリカから帰ってきました。まず、お父様の御言を拝読します。9月11日にイースト・ガーデンで語られた御言です。第一次、第二次、第三次アダム時代を通じた迫害過程を過ぎ、天宙安息圏を宣布したので、第三次までの恨みを解き、本然の理想を成し遂げる第四次アダム時代に入る。今までアダムが成し遂げなれなかった理想と安息と栄光が成し遂げられ、個人、家庭、民族、国家、世界で安着する第四次アダム時代に入る。解放された第四次アダム理想が地上に定着する時が、地上天国が築かれ始める時である。

今、あなたたちは真の御父母様から何を受け継ぐのか?『御旨の道』を受け継ぎ、『祝福と理想家庭』を受け継いでいきなさい。『家庭盟誓』と自分の家庭を比較し、生活しなさい。『御旨の道』の内容で、自分の家庭で成し遂げられなかったことが何なのか、点検しなさい。ぎ、『祝福と理想家庭』の内容の中で、自分の家庭で成し遂げられなかったことが何なのか、点検しながら生きていきなさい。」


これを見れば、迫害時代を過ぎて天宙安息圏を宣布したことが、第4次アダム圏が宣布された大きな要因だったことになり、神様の本然の理想が地上に出発するということを意味していたと理解されます。

その時に、文先生の最後の2人の男子が祝福を受けたのは大きな意義を持っていたのは確かなはずです。男子が種を持っているからです。第四次アダム圏は、「本然の理想を成し遂げる」時代を意味します。文先生の家庭は、神様の血統を持って出発した家庭で、本然の理想を成し遂げる先頭に立つべき家庭です。その家庭において、最後の二人の男子が祝福を受けたのは、その後11月の360万双に向けて、そして、本然の世界を展開しようとする上で、大きな意味がもったはずであり、第四次アダムという言葉は、そういう全体的摂理の観点からみるべきだ、と思われるのです。

2双の祝福のすぐ後で第四次アダムという言葉が語られたことから、第四次アダムを後継者の意味に解釈するのは、本来の文先生の意図に合うとは思いません。事実、文亨進サンクチュアリ教会会長が統一教会のリーダーに立てられるようになったのは、2005年あたりから、独生女論思想を持った、文夫人の力によってです。それは、皆さんが、修練会でたくさん学ぶはずです。

第4次アダム圏として神様の本然の理想に向かって出発しても、本然の理想世界には、長子がいなくてはなりません。ですから、文顕進会長を副会長に任命した時に、つまり、長子として立てた時に、「神様が一代、アダムが二代、そして三代と、全部が堕落の限界線を超えて、第四次アダム圏蕩減解放時代、地上天国時代へと超えて行くことができる境界線へ入ってきた」と、語られたと解釈されます。

このように、「第四アダム圏とは何か」という観点から見た時に、その意義を見出すことができ、「誰が立てられたのか、誰を守るべきだったのか」ということもわかるようになる、と思うのです。

(続く)

<パシセラのブログ>より


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