2017/03/18

2017 GPC グローバルユースサミットでのメッセージ

「人間の創造以来、人類本来の夢を実現させることができる人となって下さい」

2017年3月3日SM MOA アリーナ フィリピン、文顕進議長

私たちが次世代の夢を育てることができインスピレーションを与えることが出来るのなら、小さな夢ではなくフィリピンを変えることができる大きな夢を見るのなら、フィリピンだけでなくアジア全体までも変えることができるのなら今日のこのような環境はそういった夢を実現させることができる要素を備えています。

青年たちに最も重要なのは、情熱です。将来への熱望があってこそ、未来を創造していくことができるからです。情熱がなければオーナーシップも生じません。オーナシップがない場合、その夢に対する動機を持ち活気溢れる人生を生きていくことが困難です。

多くの人々の前で話をするとき、私はこの格言を引用する事があります。アジアの中心に歴史的に大きな影響力を持っていた方の、非常に深い意味が込められた引用文句です。彼の名前はジン・ギスカンです。「一人が見る夢は夢に過ぎないが、千人が共に夢を持ち、世界中の人々が共に同じ夢を見るのなら、その夢は現実になる」。今日、地球上の70億人類が同じ夢を見る時が来ました。この地球上に平和をもたらす夢。数千年間の苦痛を受けてきた人類家族を一つすることができる根本的な真理に基づき、人類すべてが内面化することができるそのビジョンは、文化、民族、国籍などを越え互いにつながることが出来ます。その夢がまさに「One family under God」です。

私の故郷は韓国です。世界に唯一残された分断された国です。
韓半島の分断は、望んだ結果ではありません。フィリピンと同様に、韓国もアジアのほとんどの国が通過してきた経験を持っています。帝国の植民地時代には日本の支配下にあり、第二次世界大戦後の韓民族は5000年間抱いて来た夢を実現させることができる、一度の機会がありました。全人類を利するする国を成すのが、天の命令として受け止め建国ビジョンである「弘益人間」の理念に根ざした国理想を成そうとしました。

歴史を勉強した者として、私は文明に関するすべての歴史的資料を研究しました。古代文明の中に全人類のために奉仕するという高い理想を持った文明はありませんでした。韓民族は古代文明の長い歴史を持っているにも関わらず、他の国を侵犯したことがありません。中国と日本に挟まれ数多くの侵略を受けたが、一度も隣国を侵犯しませんでした。

第二次世界大戦が終わる頃、初めて天の命令である理想国家を樹立しようと努力したました。しかしそれが可能な自由が与えられた時は、当時の地政学的な状況のため冷戦体制の下で、その夢を成すことが出来ませんでした。そしてこの残酷な分断状態が生じ、韓半島は引き裂かれることになりました。

私は最近「コリアン・ドリーム」という本を出版しました。その本に、ノーベル文学賞を受賞したタゴールの文句を引用しました。「かつてアジアの黄金期に輝いた灯りの一つであるコリア、その灯りがもう一度灯される日に、それは東方の明るい灯となるだろう」。

同じ夢を見て、その光を再び輝かせなければならない時です。神様の下、人類一家族の夢を成しましょう。平和の夢を成すのに最大の障害として認識されている、世界の最もダイナミックな場所であるアジアで、その夢を叶え世界に向けて進みましょう。若い青年の皆さんには、情熱が必要です。夢を見なければなりません。情熱と夢が必要です。今は大きく確実な夢を持つときです。

私がここフィリピンを選んだ理由は、世界で起こっている様々な要因が、この場に注目しているからです。韓国と似たフィリピンは、フィリピンだけの役割があります。フィリピンはアジアの中で唯一もう一つの、キリスト教国家です。韓国は北半球アジアのキリスト教の国家であり、フィリピンは南半球アジアのキリスト教国です。フィリピンの歴史は西洋史と繋がっており、スペインの植民地支配下からアメリカの支配となり、アジアの他の国とは違い西洋と非常に密接な関係があります。大西洋の時代から太平洋の時代に移動している今、北半球と南半球のこの二つの国が今後非常に重要な役割を成すことになるでしょう。

創造的に問題に対し、解決策を見つけていく起業家精神を持った人々が必要となります。すでに社会と国家に存在している問題を再定義し、新しいフレームワークとパラダイムを提示することができる人が必要となります。そのような人々が明日を動かす人たちです。若い青年の皆さんが、この時代を定義する夢を見る人となってください。

人間の創造以来、人類本来の夢を実現させることができる人となって下さい。一番大きな夢を見る意志と勇気を持ってください。「One family under God」の夢を成しましょう。


ありがとうございます。


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