2017/07/10

教理研究院へ(3)-「堕落した女として」というみ言-

『統一教会の分裂』を虚偽だとする家庭連合教理研究院へ(3)
-「堕落した女として、どのように真の父母の夫人の位置に出ますか?」というみ言-

2017年7月10日 顯進様を支持する有志の会

前回はお父様とお母様が2010年天暦5月15日午前3時25分に交わしたとされる「秘密の約束」「秘密文書」に関してでした。お父様のみ言から明らかに読み取れるのは、その日、その時間までお母様はお父様と一体になると仰らなかったが、その時の約束をもって、お父様は真の父母様の「最終一体」を神様と人類の前に公布され、その「秘密の約束」、「秘密文書」は守らなければならないと語られたということです。

そのような意味で教理研究会が「虚偽」であると批判する金鍾奭氏の『統一教会の分裂』は的を射た内容だと言えます。

今回はメインに入る前に、『統一教会の分裂』の中で、教理研究院(家庭連合)が真っ先に反論しなければならない内容であるにも関わらず、一切言及しない、もう一つの内容に関して、先に質問します。

<教理研究院への質問>

2009年3月8日、いわゆる「束草(ソクチョ)事件」に関してですが、『統一教会の分裂』によれば、この日、真のお父様は金孝南女史が霊界の孝進様から受けたといわれる「文孝進霊界書信」および霊界からの指示であるという「訓母様霊界報告書」を梁昌植氏に読ませられ、その内容に基づき、真の子女様たちを中心とする新たな人事体制を決定されました(顯進様と周辺の人材をクビ、亨進様の支持者を前面に立てる)。ところが金孝南女史は、自分はこの霊界メッセージには関係ないと言い、さらに梁昌植氏も、これを霊界メッセージではないとして、他の人の指示によって自分が初案を作り、金孝律氏と共に手を加えたものだと白状したということです。金鍾奭氏によれば、この指示を出した「その人」とは、お父様と最も近く、最も影響力があり、お父様の血統を否定することができる人物だということです。(『統一教会の分裂』149~151ページより内容を要約)

これは要するに真のお父様に対して偽りの霊界メッセージを報告し、神の摂理を混乱させたということになります。人類歴史をかけて再臨主に侍る統一家において、このようなことが起こって良いのだろうかというようなあり得ない事件です。

教理研究院に質問しますが、教理研究院は梁昌植氏や金孝南女史に改めて説明を求め、この事件の真相を究明し、統一家の中枢に対してかけられた大きな疑惑を晴らそうとしないのですか?恐らく教理研究院では、梁昌植氏に対してこの件について質問するということすらしていないと思われます。それは『統一教会の分裂』で指摘された内容が事実であることを恐れているからではないでしょうか?もしも堂々とした真実があるならば、疑惑は晴らされ、『統一教会の分裂』のこの部分に関して虚偽であると証明されるでしょう。

<お母様を「堕落した女性」と語られたみ言に関して>

さて、本題に入ります。教理研究院は金鍾奭氏が『統一教会の分裂』の中で引用した以下のみ言を、「み言隠蔽」と「誤訳」に基づく「み言の悪用」と批判しています。複雑になるのを避けるため、最初から教理研究院が「み言隠蔽」と「誤訳」を修正したと主張しているものを載せます。

「神様が協助をせず、霊界が協助をしないので、霊界が協助できる勝利的基盤をつくらなければなりません。神様が協助できる勝利的基盤がどこにありますか? 自分自身の中にありません。先生をつかんで行かなければなりません。先生も今まで絶対信仰・絶対愛・絶対服従で束ねてきたのであって、別の何もありません。私の言葉がなく、私の主張がありません。
 
 小見出し:垣根を作ってあげ、お母様を保護してあげている
 
 お母様はどれほど大胆なのか分かりません。このような原理原則を中心として天の国の天法生活に入っていくようになるとすぐに引っかかる状況がたくさんあることを知らず、心の行くままに生きています。そこに引っかからないように私が垣根をつくってあげ、蘇生時代から国家解放圏までもお母様を保護してあげる責任を今、しています。垣根になるそれが、自分の垣根圏と同等な位置でなされるのではありません。先生が築いてあげた垣根となる前にはできません。

 お母様がどのように神様の夫人の位置に出ますか? 堕落した女として、どのように真の父母の夫人の位置に出ますか? 真の僕の夫人の位置もできないで、追いかけ回されてです。それを殺してしまおうとするのにというのです。そのような人を掴まえて神様の夫人の位置に立てますか? そのようなことが出来る馬鹿げた行動がどこにありますか? 統一教会の皆さんがそうなのです(『み言葉選集』614巻28ページ)

以上のみ言を教理研究院が解釈すると、次のようになります。

「『統一教会の分裂』は、最も重要な部分を割愛していますそれが、最後に訳した「統一教会の皆さんがそうなのです」という部分です。この一文が入ることで、お父様が指摘しておられる「馬鹿げた行動」の人物とは、真のお母様ではなく「統一教会の皆さん」であることがはっきりします。」(UCI側が広める金鍾奭著『統一教会の分裂』の〝虚偽〟を暴く(1)より)

これを読まれる食口の皆さんは、文中に出てくる「お母様」という主語をすべて無視して、文中のすべての否定的な内容の主語が、「統一教会の皆さん」だと感じるでしょうか?

教理研究院に質問しましょう。

質問(一)、教理研究院は、「お母様はどれほど大胆なのか分かりません。」というみ言の主語がお母様であり、お母様は大胆だとお父様が語っておられることを否定しますか?

質問(二)、教理研究院は、お父様が、お母様は大胆だと言われるその内容は、次に続く、「(天法に)すぐに引っかかる状況がたくさんあることを知らず、心の行くままに生きています。」ということだということを否定しますか?

質問(三)、教理研究院は、小見出しに「垣根を作ってあげ、お母様を保護してあげている」とあるように、大胆にも天法に引っかかりながらも心の行くままに生きておられるお母様を、お父様が垣根を作って保護してあげているということを否定しますか?

質問(四)、教理研究院は、このみ言の最後に「統一教会の皆さんがそうなのです」とあることを通して、お父様が指摘されるすべての否定的な内容は「統一教会の皆さん」のことだと解釈していますが、それでは文中に登場する主語「お母様は」「お母様が」の、述語にあたる部分はどこですか?主語だけがあって、述語は全くないのですか?

私達有志の会が解釈するに、お父様が最後に「統一教会の皆さんがそうなのです」と語られたのは、その前の「そのような人(お母様)を掴まえて神様の夫人の位置に立てますか? そのようなことが出来る馬鹿げた行動がどこにありますか? 」という部分についてです。つまり、天法に引っかかる状況にあるお母様を擁立して神様の夫人の位置に立てようという統一教会幹部の政治的な動きに関して指摘されたものでしょう。

これに対する実例を挙げれば、世界宣教本部が2011年頃に配布した「レクチャーノート」(作成年月日未記載)の35ページには、「C.聖婚式と真のお母様の生涯、3.神様の夫人として完成」と記されています。同じページにはさらに、聖進様の母親、喜進様の母親、真のお母様を「蘇生・長成・完成」などと表現しており、あたかも韓鶴子お母様が、初めから真の母となるべく予定されていたかのように記され、お母様を必要以上に持ち上げるものになっています。

故にお父様は「(お母様を)神様の夫人の位置に立てますか?」と仰られ、「馬鹿げた行動」と呼び、そのような政治的な勢力に向けて「統一教会の皆さんがそうなのです」と語られたのでしょう。

最後にもう一つ指摘します。教理研究院は上のみ言に関して、金鍾奭氏の『統一教会の分裂』における内村鑑一氏の翻訳を「誤訳」だと反論しています。それは上のみ言で、教理研究院が「お母様がどのように神様の夫人の位置に出ますか?と翻訳した部分が、内村鑑一氏の翻訳では「お母さんがどうして神様の夫人の位置に立てますかとなっていたという指摘です。「How」を「Why」の意味に翻訳し、「出ますか?」を「立てますか」に、そして最後の「?」を省いた、という批判なのですが、教理研究院が言うほど意味が変わるものではなく、そもそもこの「誤訳」という指摘は的外れであり、子どもの屁理屈のようなものです。

何故なら日本語で出版された『統一教会の分裂』はもともと『統一教の分裂』という韓国語の本(論文)だったのであり、お父様のみ言も当然、韓国語(原文)のまま掲載されていたものだからです。お父様の韓国語のみ言を韓国人が読んで、お母様を否定的に指摘されていることがよく分かる論文の価値を、日本語に翻訳する際の「誤訳」を理由に覆すことはできません。

ですから当然、食口の皆様が読んでみれば理解していただける通り、上のように教理研究院が「誤訳」を訂正したお父様のみ言を読んでも、お父様がお母様を「(天法生活に)引っかかる状況」「堕落した女」など、否定的に指摘しておられるという、み言全体の印象はほとんど変わりません。

教理研究院のこのような対応は、「どうせ細部まで読む食口は少ないだろう」とか「理解できる食口は少ないだろう」と高をくくった対応に見えます。反論・論破しているという印象を作ろうとしているだけです。今後、自ら真実を探求しようとする祝福家庭が増えてくることで、教理研究院のこのような対応は、一つの汚点として認識されるようになって行くことでしょう。


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